製材 商品紹介(FJ)

新商品のご案内

平成28年6月2日にJAS認証を取得し、新商品「FJ」を製造販売致しました。
つきましては以下にその概要をご案内申し上げますので、ぜひご採用をご検討下さい。

FJとは?

「枠組壁工法建築物の構造耐力上主要な部分に使用する材面に調整を施した針葉樹の一般材をフィンガージョイントによって長さ方向に接着した一般材」における「目視により品質を区分したもので、主として高い曲げ性能を必要とする部分に使用するもの(MSRたて継ぎ材を除く)」を“甲種たて継ぎ材”、「目視により品質を区分したもので、たて枠用たて継ぎ材及び甲種たて継ぎ材以外のもの(MSRたて継ぎ材を除く)」を“乙種たて継ぎ材”と言います。
甲種・乙種により使用可能部位が異なります。詳しくは「材惣FJランバーの許容応力度と使用可能部位」をご覧ください。

【 製品の特徴 】

材惣木材のFJは約20cm〜1m毎にフィンガージョイントで繋がれています。短材をつなぐことによって曲がりやひねりなどを極力無くしました。

【 国産材を利用 】

国産材利用率も昨今は、徐々にですが上昇の傾向にあります。しかしながら山林の伐採現場では、柱として利用するある一定の太さ以外の材はまだまだ林地残材として取り残され、山の中で腐るのを待つばかり…。
材惣木材では、間伐で山に残される小径木を集材し、ツーバイフォーランバーとして活用してまいります。

【 樹種群 】

カナダから輸入されるツーバイフォー材で一般的なのが「S-P-F」。
ホワイトスプルース・ラジアタパイン・バルサムファーなどがそのおもな樹種群となりますが、平成27年3月の日本農林規格(JAS規格)改正により、桧を「JST」、杉を「JSU」、そして唐松を「JSV」とする新たな樹種群が誕生しました。
それぞれの樹種によって構造計算上必要な許容応力度が異なります。詳しくは「材惣FJランバーの許容応力度と使用可能部位」をご覧ください。

【 山林木から商品へ 】

材惣木材・丸山木材工業/MFPが中心となり、岐阜は飛騨高山、長野は松本、愛知は豊田という広範囲からMFPが運営する中津川・川上工場に原木を集材しております。
ここで製材・乾燥までを行い、材惣木材ツーバイフォースタッド弥富工場でフィンガージョイントと最終加工、そしてJASの格付けを行います。


FJのスタッドの工場風景写真

どこに使えるのか?

甲種たて継ぎ材、乙種たて継ぎ材によって使用可能部位が異なります。こちらを参照下さい。

【 製品規格について 】

基本 204−2336(216本入り)バンドル販売 工場オントラック渡し
204−2636(216本入り)バンドル販売 工場オントラック渡し
204−4267(216本入り)バンドル販売 工場オントラック渡し
※甲種2級と乙種スタンダードを製造販売しています。
オプション 邸別受注・現場納入・面取りなし加工・サイズ調整可

SPFとの比較

円高・US景況、そしてカナダ現地等の思惑によって大きく変動し続けてきたSPFスタッドの価格…。その変動に嫌気がさし、昨今はツーバイフォー工法から在来工法へシフトする企業もあると聞いております。

1. 「直材」による現場施工性のよさ。また、不陸のなさ。
2. フレッシュさ。輸入材と国産材製材の移動過程の違い。
3. 不良率の低さ。
4. そして、これが国産材であること。


桧製スタッド


国産材製スタッド


唐松製スタッド


FJ/桧の2x4住宅


1本1本に安心のJASマーク


高い壁も真っ直ぐ建ちます

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